看板メニューは野菜ラーメン!北陸のソウルフード、富山市の8番らーめん

今回は富山県民なら誰もが知っている、北陸のソウルフードとも言われる8番らーめんをご紹介します。
調べてみて初めて知ったのですが、8番らーめんの発祥は富山のお隣、石川県だそうです。店名の由来はきっと誰もが知っていると思いますが、「1号店が8号線沿いだったから」ですね。
それほど、富山県民にもなじみ深いラーメン屋さんです。
富山県内に31店舗ある8番らーめんの中から、富山市内にある大沢野店へ行ってきました。

こちらのお店は国道41号線沿いにあります。
駐車場も広いので、入りやすいですが、お昼時の12時台はとても混雑しているので、ランチタイムからずらして入店することをおすすめします。

店内は細かい気配りが行き届き、配膳ロボットの姿も!

席はカウンターの他、テーブル席と小上がり席があります。

小さな子どもからお年寄りまで愛されている8番らーめんには老若男女が訪れます。
小上がり席は子ども連れには使いやすく、あるとうれしいですね。
子ども用のイスも用意してあり、自由に使用可能です。

注文は席に備え付けてあるタッチパネルから。

ここ数年で、気づいたら配膳ロボットが導入されていました。富山市内の違う店舗にはいなかったので、配膳ロボットは全店舗導入ではないようです。
配膳ロボット、我が家の子どもが大好きで、同じ8番らーめんでもロボットがいるお店に行きたがります。

こちらは、8番らーめんと言えばこれでしょ!と言うほど定番の8番セットです。
野菜ラーメン(塩、しょうゆ、味噌、バター風味)に餃子のセットです。この日は味噌にしました。
ラーメンに野菜炒め、メンマ、チャーシュー、かまぼこがのっています。
オプションで野菜増しやトッピングもできますよ。

こちらは季節限定の酸辣湯麺です。餃子セットで。
訪問したのは1月なので、冬季限定だと思います。季節限定メニューが始まると、お店の前にのぼりが立つのでそれを目印にするといいと思います。
とろみのあるスープにふんわりとした卵がからまり、からだが温まります。
8番特製の調味料で好みの味にカスタマイズして食べるのがおすすめです。

こちらは卓上にある8番酢。黒酢入りです。
辛みのあるスープにかけたり、餃子のタレに入れたり、何にでも合う万能なお酢です。
黒酢のおかげか、酸味がとがってなくてまろやかな風味です。

こちらは、酸辣湯麺を頼むと一緒についてくる8番紅油です。
陳皮(みかんの皮)や山椒が入っているようで、辛いだけでなく爽やかな香りがします。

紅油を野菜ラーメンにもかけて、味変してみました。辛いだけじゃなく、柑橘や山椒の香りもするのが良いですね。
普通の味噌ラーメンの風味がぐっと増します。担々麺にも合いそうです。

餃子は焼きたてでパリッとジューシーです。
野菜とお肉が入ったシンプルな餃子はにおいの残りにくいニンニクを使用しているみたいです。
店内やお店の前にある自動販売機ではお家で焼くタイプの冷凍餃子も販売しています。
お家でも簡単に8番の味が楽しめるのはうれしいですね。

子ども連れに優しい8番らーめん

実は、8番らーめんは子ども連れにうれしい配慮がたくさんされています。

子ども用のスプーン、フォーク、取り皿、ヌードルカッターまで各席に備え付けてあり、自由に使用可能です。
また、富山県内のお店で使える「とやま子育て応援団優待券」のマークを提示すると、18歳未満の子ども連れの方は食事代8%引きになります。
小さい子どもを連れてのラーメン屋って、行きにくいと思いますが、8番らーめんなら安心して出かけられます。
もちろんお子様メニューもあり、ポテトやジュースなどのサイドメニューも充実しています。

子ども連れにもおすすめですが、もちろん1人でも、友達とも行きやすく、みんなに好まれる味です。北陸に来たらぜひ食べてみてほしいです。

8番らーめん大沢野店
住所: 富山県富山市長附252-1
アクセス:JR高山本線 笹津駅から徒歩約35分 富山地鉄バス「田村町」から徒歩1分
TEL: 076-467-0788
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。