懐かしいお菓子とワクワクが詰まったお店、富山駅前の「駄菓子屋ちゃいむ」

みなさんは、駄菓子屋さんはお好きですか?私は大好きです。
最近はめっきり見かけなくなってしまって寂しいです。

私が小さい頃もすでに珍しい存在ではありましたが、小学校の近くにひとつだけあった駄菓子屋さんにはよく行っていました。
放課後100円玉を握りしめ、これでどれだけ効率よく欲しいものを買えるか友達と競いながらお菓子やおもちゃを選ぶ時間が、とっても楽しかったのを覚えています。

今回ご紹介する「駄菓子屋ちゃいむ」も、あの頃のワクワク感がそのまま味わえる楽しいお店です。
古き良き駄菓子屋の魅力を、ぜひここで体験してみてください。

今年3月新オープン!大人も子どもも笑顔になれる場所

「駄菓子屋ちゃいむ」は、今年の3月20日に新しくマリエとやまの1Fにオープンしました。

マリエとやまは、富山駅前のショッピングセンターです。
駅前なので、もちろんアクセスは抜群!地元民も旅行客も利用しやすい施設です。

通りに面したショーウィンドウには「駄菓子屋ちゃいむ」のレトロでかわいいディスプレイが!
これを見たら、ついフラっと入ってしまいたくなりますね。

「駄菓子屋ちゃいむ」はマリエとやまの南側入口(このディスプレイの横のドア)から入ってすぐの場所、飲食店でにぎわうフロアの一角にあります。

見てください、この心躍る空間を!
小ぢんまりとした店内に並ぶお菓子やおもちゃの数々…。
この小規模感も、ところ狭しと並べられた陳列も、懐かしくて胸が高鳴ります。

現在、駄菓子屋さんは富山市内に数えるほどしかありません。
そんな中、富山市の中心地にこれだけの品揃えのお店ができたことは、個人的にとってもうれしいです。
もし私が子どもの時にこんな便利な場所にあったなら、きっと通い詰めていたことでしょう。

安い金額でお菓子が1個から買えるので、子どもでも選ぶ楽しみを味わえますし、懐かしい商品や雰囲気を感じられることで大人も楽しめる。
駄菓子屋さんは、ただ「お菓子を安く買える」というだけでなく、ワクワク感や時代の流れを体験できる特別な場所なんです。

ぜひ令和の子どもたちにも、ここで駄菓子屋さんの楽しさを知ってもらいたいものです。

童心にかえってお買い物

お店の中に置いてある小さな買い物カゴを手に取ったら、お買い物スタート!
さて、何を買おうかな。

コンビニやスーパーで手に入るお菓子も、ここで見るとなぜかいつもよりも魅力的に感じます。
普段なら見向きもしないのに、気づいたらカゴに入れていました。

そして、中には相場より安く買える商品もあります。
近年値上がりして話題になった「うまい棒」が、なんとここなら9円!値上がり前より安いんです!

ただ、味によっては通常価格のものもありました。いつもこの金額というわけではないのかも知れませんね。
そう考えると、買わなきゃ損!という気がしてしまいます。
もちろん買いましたよ!

他にも、見覚えのある懐かしい商品がたくさん。

お菓子だけでなくおもちゃもあって、子どもの頃の記憶がよみがえります。

見ているだけでも楽しいですね!
メンコや羽子板なんかは世代ではないのですが、どうして懐かしく感じるのでしょう。
ついつい惹かれて、こちらもカゴへ…。

また、昔ながらの駄菓子に混ざって、見たことのない新しい商品もありました。

これは、私が子どもの頃にはなかったはずです。
「駄菓子」というと昔からずっと変わらないものだと思っていましたが、時代とともに進化しているのですね。

安いやら懐かしいやらで、ついついたくさん買ってしまいます。
大人になってから行く駄菓子屋さんは、子どもの頃とまた違った楽しさがありますね!

「駄菓子屋ちゃいむ」で手に入れた戦利品をご紹介!

今回買ったものはこちら。

本当はもっと買いたかったのですが、思い入れのあるものや、特に気になったものを中心に選びました。
欲しいときはまたいつでも行けますからね!

みなさんは、好きだった駄菓子や思い出の駄菓子ってありますか?
私が好きだったのは、「モロッコヨーグル」と「ウメトラ兄弟」です!

この小さい木のさじはレジで付けてくれました。このさじも懐かしいですね!

そして、おもちゃも買いました。

かわいくて思わず手に取った、お風呂に浮かべるヒヨコちゃんと、レトロな柄に惹かれたメンコ、おまけのおもちゃ目当てで買ったフエラムネ。
フエラムネのおまけは、独楽でした。
これ、びっくりするほどよく回るんです!楽しい!

メンコもちょっと遊んでみました。

見よう見まねでやってみましたが、メンコって難しいんですね!何度やっても一枚も返せませんでした。
でも、つい夢中になってしまう面白さがあります。
ぜひみなさんにもやってみてほしいです。

これだけ楽しめて、たったの1,000円ほど。
多少値上がりしているとはいえ、この安さはやはり駄菓子屋の一番の魅力ですね。

ちなみに、今回買った商品の中にくじ付きのものがあるのですが、なんと…

「あたり」がひとつ出ました!私の大好きなモロッコヨーグルでした!
これを「駄菓子屋ちゃいむ」に持って行って、ついでにまた何か買って帰りたいと思います。

こんな風に、お菓子だけでなく昔ながらのエンターテイメントも楽しめる駄菓子屋。
「駄菓子屋ちゃいむ」は、懐かしさと驚きが詰まった宝箱のような場所です!

みなさんもここで、あの頃のワクワクを体験してみませんか。

駄菓子屋ちゃいむ
住所: 富山県富山市桜町1丁目1−61 マリエとやま1F
アクセス: 富山地方鉄道「電鉄富山駅・エスタ前」より徒歩約3分
電話番号: 076-481-7367
営業時間:10:00-20:00
定休日:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。