富山地方鉄道環状線の大手モール駅から1分ほどの場所に、大きいオリーブの木と「萬屋（よろずや）」と書かれた提灯が見えてきます。店先にも商品が並び、オシャレな雰囲気が漂うこちらは「余白社（よはくしゃ）」というライフスタイルショップです。
DIYパーツ、ガーデニング用品、キッチン用品、ほうきやちりとりなどの暮らしの道具、文房具など、日々の暮らしを楽しくするものが揃っています。
店内には所狭しとオシャレなこだわり雑貨が並び、女性はもちろん、男性が訪れてもワクワクしちゃうアイテムが充実しています。
自分の住む街で、お店をはじめよう
「余白社」は、2017年にオープン。富山出身の店主さんが営んでいます。
店主さんが富山を出て上京していた頃は、自宅近くを散策しながら遠回りして家に帰ることも多かったそうですが、富山に戻った時にそんな何げない暇つぶしをする難しさを感じたそうです。
とにかくお店が少ない。
素敵なお店があっても、おいしいコーヒーを飲めるお店があっても、一つのエリアに集中しているわけではない。夕方になるまでコーヒーを何杯も飲み続けることは困難だと感じたそう。
週末に商店街をぶらついて暇をつぶす行為は、仮想現実の世界だった富山での暮らし。
自分の住んでいる街に欠けているスペースを埋めることができれば、今より自分の暮らしが楽しくなるのではないか？そう考え、「自分の住む街で、お店をはじめよう」と決意されたそうです。
さらに、引越しをする際に自分の身の回りのものを買い揃えていく中で、これらを商品にしたら良いのではないかと考えたといいます。
こだわりのちょっとイイもの
「ネオ萬屋」をお店のキャッチフレーズとし、台所用のタワシから文具、サウナグッズまで、店主が使いたいと思うものや実際に使って良かったもの、おうちにあれば幸せを感じるちょっとイイものをセレクトして販売しています。
時代に流されない飽きのこないアイテムと、これからの未来のスタンダードになるかもしれないプロダクトをジャンルレスに取り扱っています。
見た目はもちろん、肌触りや使い心地もこだわります。そして、手の届きやすいちょうど良い価格。
商品は、展示会で興味があるところを見つけて買い付けることもあれば、海外に買いつけに行くこともあるそう。
一番珍しいものについて尋ねると、新潟のジャム作家mitsukojiさんの商品を紹介してくださいました。一つ一つ手作業で作られているため生産量が少なく、希少とのこと。お店で見かけたら、ぜひゲットしてみてください！
お香でリラックスタイムを楽しもう
私はお香が好きなので、「hibi 10MINUTES AROMA」を購入してみました。
一般的なお香は、お香立てを用意し、そこにお香を立てて、ライターなどで火をつけるという流れだと思いますが、hibiのお香は着火具がいりません。
マッチをすった瞬間、10分間のリラックスタイムがはじまります。専用マットを使えば、そこに置いて香りを楽しめます。
使ってみた感想は、普段マッチを擦らないため力加減など少し難しく感じましたが、それ以上に新鮮さがありました。火が付くと、たちまちいい香りが漂います。
8本という本数も、特別な時間を演出してくれる気がしました。ちょっとイイ時間をこれから楽しみたいです。
2階はショールーム兼レンタルスペース
ビル2Fは、ショールーム兼レンタルスペースとして利用することができます。
2Fに置かれている家具、照明、調理道具は、できる限りお店での取り扱い商品を置き、お客さんが実際に使い勝手を試してもらえる機会を提供しているとのこと。
新生活を始める方はもちろん、お祝いのプレゼントや手土産ギフトにもピッタリです！
持っているだけで周りから一目置かれるようなデザイン性も機能性も高いアイテム揃いの「余白社」。
みなさんもぜひ「余白社」のちょっとイイアイテムで、ちょっとイイ時間を過ごしてみてくださいね。
余白社
住所：富山県富山市総曲輪4丁目6-4
アクセス：富山地方鉄道環状線「大手モール駅」より徒歩約1分
電話番号：076-464-3890
営業時間：11:00-18:00（日曜・祝日11:00-17:00）
定休日：水曜日
