富山市の焼き菓子と旬の果物を使ったケーキが美味しい「菓子工房グリュッケンベルグ」

まるで童話の世界!思わずにっこり笑顔になるお菓子に出会えます。
今回は焼き菓子が美味しい、お気に入りのお店をご紹介します。富山市の都心部から少し離れた田園風景が広がる街中にカントリーハウスの可愛い建物があります。

店内に入ると、童話の中に迷い込んだような、アンティークで可愛らしい雰囲気です。

まず最初に目に入るのは、ショーケース。たくさんのかわいらしいケーキが並んでいます。

この写真は平日の昼頃の様子です。
作り立てを並べることにこだわっているそうで、いろいろな種類のケーキが少しずつ並んでいます。
いちごや日向夏、抹茶など季節感のあるものが多いですね。

こちらは焼き菓子コーナー。「家庭での手作りお菓子と同じようにフレッシュバターを使い、保存料などを使用していませんので早めにお召し上がりください。」と注意書きがあります。
フィナンシェやマドレーヌ、ガレット・ブルトンヌなどの他に、エンガディナー、キプフェルなど、珍しいヨーロッパの伝統的な焼き菓子もあります。

こちらのディスプレイもすてきですね。
箱詰めの焼き菓子ギフトと絵本、ジャムが並んでいて、メルヘンな雰囲気を醸しだしています。

今回は焼き菓子とケーキを購入しました。

パッケージ、ショップカードもお店の世界観とマッチしていてすごく可愛いです。
やさしいタッチのイラストにほっとしますね。

購入した焼き菓子はこちら。
上から時計回りに、レモンのミニクグロフ、フロランタン、ダックワーズ、フィナンシェ、しろくまフィナンシェ、シェル(あんずジャムがサンドしてあるクッキー)です。
原材料をチェックしてみると、どれも小麦粉、バター、卵が中心のシンプルな原材料のみ。

わたしは特に、シェルがお気に入りです。
やわらかくほろっとした食感のクッキーに、あんずジャムの甘さがマッチしています。

フィナンシェは、焦がしバターとアーモンドの風味をたっぷり感じるお味。
どれもおいしくて、パッケージが可愛いので、プレゼントにもおすすめです。
友人は結婚式の引き菓子として購入していました。

ケーキは日向夏のチーズタルトをいただきました。
商品説明には「コクのあるベイクドチーズタルトに日向夏ジャムとレアチーズをのせたさっぱり爽やかなタルト」とあります。
宮崎県産の日向夏を使用しているようです。
まず、レアチーズ部分を一口食べると、絶妙なやわらかさと口溶けでフレッシュな酸味が口いっぱいに広がります。そして、タルト生地はサクサクほろっとしていて香ばしく、焼き立てならではの食感です。
ベイクドとレア、2種のチーズケーキに日向夏がすごく良く合いますね。
チェックのピックがささっていると思っていたら、プリントしてあるチョコで、これもびっくりでした。こんな可愛いチョコがあるんですね。

そして、実は家族のバースデーケーキの予約もこの時にしていました。
バースデーケーキは5月のいちごが旬な時期はいちごのデコレーションやタルト、6月になるとメロン、と季節によってメインのフルーツが変わっていきます。
予約したのはいろいろなフルーツがのったフルーツデコレーションで、後日受け取った時の写真がこちら。

ケーキの周りには可愛らしいチョコが飾ってあります。真ん中のHappyBirthdayのプレートは手作り感があってきもちがほっこりしますね。
今回のケーキには、フルーツはオレンジ、パイナップル、キウイ、いちご、ブルーベリーが使われていました。すべてフレッシュフルーツです。
スポンジはしっとりふわふわで柔らかい!生クリームは甘さ控えめですが、ミルク感がたっぷり、濃厚な味わいでした。

お店を切り盛りしているご夫婦は神奈川の新百合ヶ丘にある有名店「リリエンベルグ」で働いていたそうです。
私は「リリエンベルグ」の大ファンだったので、初めて「グリュッケンベルグ」に行ったときは、富山でもリリエンベルグの味が楽しめるんだ!と感動しました。
ケーキや焼き菓子から、ひとつひとつていねいに作っているのが伝わってきます。

ここに来ると、その季節にしか食べられないもの、作りたてのお菓子が食べられます。
お近くに立ち寄った際には、ぜひ持ち帰ってみてくださいね。

菓子工房グリュッケンベルグ
住所:富山県富山市下大久保3176-1
アクセス:バス停「北陸電気工業前」から20m (徒歩約1分)
     JR高山本線「東八尾駅」から3.5km
TEL:076-468-4622
営業時間:10:00-18:00
定休日:月曜日、火曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。