富山市の総曲輪フェリオの1階!ふんわり生地に素朴な甘さがおいしい、富山のソウルフード「七越焼き」

今回は、富山県民には昔から馴染み深い「七越焼き」をご紹介します!

こちらのお店は、総曲輪フェリオ店です。
総曲輪フェリオの1階、グランドプラザ側にあります。
七越焼きの写真が貼ってあるので、とてもわかりやすいですね。

七越焼きって何?


そもそも、「七越焼きとは何だろう?」というのが、他県民の感想ではないでしょうか。私も大学時代に富山県外に出るまで、七越焼きがメジャーな呼び方ではなく、むしろ富山県でしか通じないということを知りませんでした。
全国的には、「今川焼き」や「大判焼き」という名前で呼ばれていることが多いみたいです。
七越焼きも、名前は違いますが今川焼きと同じく、甘い生地の中にあんこが入ったものです。

それでは、さっそく富山の七越焼きをご紹介していきます!
今回は総曲輪フェリオ店で、ノーマルな赤あんと白あんを購入しました。
お店に入ると、ちょうど焼いているところで、注文してからほとんど待つことなく、商品を受け取ることができました。

どの七越焼きにも表面には漢数字の「七」の形が浮き出ています。
見た目からもふわふわやわらかそうな生地だということがわかりますね。
サイズはちょうど手のひらサイズ。大きすぎず小さすぎず、おやつにちょうどよいサイズ感です。
焼きたての七越焼きはほんわか温かく、甘い香りが食欲をそそります。

割ってみると、中には粒あんがたっぷりつまっており、こぼれ落ちそうです。
七越焼きのあんこは甘すぎず、あずき本来の素材の味を大切にして炊きあげられています。あんこの水分量も絶妙で、しっとりとしたあんこはするっと喉を通り、何個でも食べられそうです。

こちらも定番の「白あん」です。
栄養豊富な白インゲン豆の一種の北海道産てぼう豆を100%使用しているそうです。
こちらも上品な甘さと、程よい豆感がとてもおいしいです。
赤あんよりもさっぱりとしており、豆の粒感も残っているので、やわらかく炊いた煮豆を食べているような感覚です。
わたしは赤あん、白あんどちらも好きですが、七越焼きは白あんが好みです。

商品は1個から購入できるので、気になる味を1個ずつ買って食べ比べることもできますよ。
この日も、1個だけ購入してお店の前ですぐ食べるお客さんが多かったです。気軽にいつでも食べられるところが、富山のソウルフードになったゆえんなのかもしれないですね。

七越焼きのお店はどこにある?


七越焼きのお店は今回ご紹介した総曲輪フェリオ店以外にも3店舗あります。
≪きときと市場 とやマルシェ店≫
≪アピタ富山東店≫
≪アピア店≫

とやマルシェ店とフェリオ店では限定販売の「七たま焼き」もあります。
「七たま焼き」はたまごサラダがたっぷり入ったボリューム満点の甘くない七越焼きの
ようです。
アピタ富山東店では、焼きそばやオム焼きそばも販売しています。
店舗限定商品もあるので、いろいろなお店に行ってみたくなりますね。

富山県内のスーパーでも七越焼きが買える?

また、富山県内の一部スーパーでは七越の粒あん、七越焼き、冷やしぜんざい(夏季限定)も販売しています。

2個ずつパックに入って赤あん、白あん、クリームの3種類の味が販売されています。

オーブントースターで温めるだけで、外がカリッと中はとろとろのお店とはまた一味違う食感を味わうことができます。

こちらは夏季限定の冷やしぜんざいです。
七越焼きは、なんといっても上品な甘さのあんこがおいしい!そんなあんこを使ったぜんざいは、もちろんおいしいです。

七越焼きが食べてみたいけれど、近くにお店がない場合は、お近くのスーパーでも探してみてくださいね。

今回行った、総曲輪フェリオ店へは、富山駅から路面電車で行くことができます。
路面電車のデザインも昔からあるレトロデザインやカッコいい最新デザインなど、たくさんあるので、子ども連れの場合は気になる電車に乗って出かけると、子どもも喜ぶと思います。

七越 総曲輪フェリオ店
住所:富山県富山市総曲輪3-8-6
アクセス:富山市電「グランドプラザ前停留場」より徒歩約1分
JR・あいの風とやま鉄道「富山駅」より徒歩約20分
富山地方鉄道 市内電車「西町」より徒歩約3分
富山地方鉄道 市内電車「グランドプラザ前」より徒歩約1分
TEL:076-492-8239
営業時間:10:00-19:00
定休日:不定休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。